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THE PROFESSIONALS
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THE PROFESSIONALS
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JACKET |
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REVIEW |
元Sex
PistolsのSteve
JonesとPaul
Cookが後期Pistolsのレコーディングにも既に参加していたというAndy
Allen(ex
.Lightning Raiders)と結成したProfessionalsが'80年に発表する予定だった幻の1stアルバム用(デモ?)音源集('90年にLimited EditionからLP・CD各1000枚がリリース)。
後期Pistols以来の爽快かつ青春真っ盛りなR&RパンクサウンドにOi風味を絶妙にブレンドした楽曲群は本当に名曲揃いでり、その卓越したセンスによりパワーコードを世界一ドライブさせて弾く男と個人的に絶賛してやまないSteveのギターワークはあらゆる場面で冴え渡っている。特に今作でしか聴けない「All
The Way(Different Version)」でのJ.Thunders直系のスリリングなソロは必聴!!
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THE PROFESSIONALS
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TITLE |
THE PROFESSIONALS
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JACKET |
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REVIEW |
'95年になってVirginから、幻の1stアルバム用ジャケットを伴い、ようやくリリースされた第1期メンバーによる音源中心に選曲された編集盤。(Limited
Edition盤には収録されていた「Rock'in Mick」,「All
The Way(Different Version」がカットされ、代わりに第2期メンバーによる「Just
Another Dream」,「Join The Professionals」,「Has
Enybody Got An Alibi」が収録。)
Limited Edition盤と比較して音質面での向上は著しく、Pistols余波の続く'80年にこれらの音源がバンドの1stアルバムとしてそのままリリースされていたら・・・、とついつい考えてしまうのが正直なところ。それにしても何故「Mods,Skins,Punks」,「Kamikaze」,「1-2-3」等の名曲が後に発表された正式な1stアルバム『I
Did'nt See It Coming』には採り上げられなかったのだろうか?
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THE
PROFESSIONALS
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TITLE |
I
DIDN'T SEE IT COMING
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JACKET |
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REVIEW |
'80年末に起きたAllenの突然の解雇に端を発するAllenとVirginとの音源の無断使用をめぐる法廷闘争(結局Virgin側が敗訴)は、完成間近であったアルバムを不運にもお蔵入りさせてしまう。そんな逆境の中で新メンバーPaul
Myers(ex. Subway Sect)とRay
Mcveighを迎えた第2期メンバーにより一からレコーディングし直され、'81年11月になってようやくリリースされた1stアルバム。
後期Pistols以降の軽快な胸キュン青春パンク路線を基本的には踏襲しつつも、キーボードやホーンの導入に飽きたらず、Steve自身のギターフレーズにまで大胆なニューウェーブ感覚を取り入れた意欲的なサウンドは大いに評価したい。しかしその代償としてSteve特有のドライブしまくる黄金のギターワークが大幅に後退したのは余りに痛い。再録された5曲にしても、残念ながら幻の1st用音源と比較すると、その「炸裂」具合に関して明らかに物足りなさを感じる。とは言うものの、今作は個人的にはどうしても憎めない、むしろ思い入れたっぷりの好盤だったりするのも確か。
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THE
PROFESSIONALS
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TITLE |
THE
BEST OF THE PROFESSIONALS
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JACKET |
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REVIEW |
'05年にCaptain
Oiからリリースされた全14曲入ベスト盤。
収録曲全てが既発表曲であり、かつ曲数自体も少ないことから、食い足りなさを感じてしまうのも事実だが、彼らの全キャリアからバランス良く選曲されているという点では、初めて Professionalsの音に触れる者にとって恰好の1枚となるかも知れない。ちなみに全12頁にも及ぶ充実のライナーを執筆したのは世界随一のCooK
& Jones専門サイト、"Kick
Down The Doors"を主催するPhil
Singleton氏!! 今作がバンド再評価の兆しとなれば良いのだが。
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CHEQUERED PAST
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TITLE |
CHEQUERED PAST
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JACKET |
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REVIEW |
'82年のProfessionalsのアメリカツアー終了後、そのままニューヨークに活動拠点を移したSteveがMichael
Des Barres(ex.Silver Head)と元Blondieの3人と結成したChequered
Pastが唯一'84年に発表したアルバムにして、良くも悪しくもSteveがパンクロッカーからハードロッカーへの移行という禁断の道へと足を踏み出した記念碑的(?)作品。
Pistols時代からSteveのギタースタイルには少なからずハードロック的な要素が見受けられたが、今作ではスケールの大きなアメリカン・ハードロック的楽曲に沿って、あからさまにメタリックなトーンのギターサウンドを志向している。重厚なリフからロックンロール色の強いソロまでこれはこれで悪くはないのだが、大御所Des
Barresのダルで大味なボーカルが災いしてか楽曲自体が凡庸で退屈に聴こえてしまうのが残念である。
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STEVE
JONES
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MERCY
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JACKET |
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REVIEW |
Iggy
Pop,Michael Des Barres,Andy Taylorとのコラボレイションや数々のサントラへのソロ名義での楽曲提供を経て'87年に発表されたSteve初のソロアルバム。
自慢のカーリーヘアをなびかせ、キメキメなポーズを取るSteveの豹変ぶりはもちろんのこと、そのアダルトなムードで迫る、枯れた味わいの激シブ哀愁サウンドへのシフトは当時かなり衝撃的であった。しかし、元Pistolのギタリスト云々という先入観無しに聴けば、メロディメイカー、そしてボーカリストとしてのSteveの充実振りには目を見張るものがあり、ある意味今作は、彼の全キャリアを見渡してもミュージシャンシップを最大限に発揮しえた作品と言えるかも知れない。
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STEVE
JONES
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TITLE |
FIRE
AND GASOLINE
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JACKET |
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REVIEW |
Ian
Astbury,Billy
Daffy(ex. The Cult),W.Axl
Rose(ex. Guns N' Roses)等後進の手厚いバックアップを得て'89年に発表された熱血ハードロック・アルバム。
アメリカ移住後に顕著化したSteveのバイク&ハードロック趣味はここにきて全開モードに。ボーカルスタイル、ギターの音色ともに益々それらしいものとなっているが故に、特にミディアムテンポのリフ物などは個人的には暑苦しさこの上なく、退屈にさえ感じられるのも確か。しかしながら「Freedom
Fighter」,「Hold On」等のアップテンポな曲やPistols時代の隠れた名曲「I
Did U No Wrong」のセルフカバー、Bowieカバー「Suffragette
City」においては、随所に流石はSteveと思わせるドライブ感溢れるギタープレイも光り、これはこれでアリと思わせる「凄み」を感じずにはいられない。
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VARIOUS
ARTISTS
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AFTER
THE ANARCHY
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JACKET |
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REVIEW |
Pistols解散後の各メンバーの活動を追った18曲入編集盤。'93年リリース。
Cook&Jones揃い踏み音源としてはDave
Goodman & Friends「Justifiable Homicide('78)」,Johnny
Thunders「London
Boys('78)」,Professionals「1 2 3('80)」,「Join
The Professionals('81)」を収録。そのドライブするギターと軽快なドラミングをフィーチャーした明瞭快活なロックンロールを聴けば、いかに彼らがPistolsサウンドの中核を成していたかが分かるはず。
またSteve単独音源として、Chequered Pastの2曲('84)とソロ名義での「Mercy('87)」が収録されているが、Paulとの離別、L.Aへの移住という環境の変化がもたらしたのか、従来路線からのサウンドの変容が興味深いところだ。
その他のメンバーの音源では、Glen
Matlock関連で7曲(Rich
Kids,Spectres,London Cowboys,Hot Club)とJohn
Lydon関連で4曲(P.I..L.,Golden
Palominos,Time Zone)が収録されているが、Cook&Jones参加音源とのテイストの違いは明白である。
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AVENGERS
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TITLE |
AVENGERS
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JACKET |
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REVIEW |
女性シンガーPeneropeを擁したサンフランシスコ産'70sPunkレジェンド、Avengersの編集盤。
初期音源に見られるようなPunk創世記ならではの前のめりな勢いに満ちた荒削りな姿も捨てがたいが、個人的に言えば今作中のハイライトは何と言っても'78年に録音されたSteve
Jonesプロデュースの4曲「The
American In Me」,「White Nigger」,「Uh-Oh」,「Second To None」(この曲のみSteve作。'80年にProfessionalsでリリースした「1-2-3」と同じ曲。)である。
Steveのアイディアで施されたと思われるギターのオーバーダビング、キャッチーなコーラスワーク、リバーブを効かせた音響処理等の手法によって格段にグレードアップを遂げたこれらの曲は、まさに後期Pistols直系と呼ぶのがふさわしい奇跡のR&R
Punkチューンになりえている。(ちなみにSteveはプレイヤーとしては「Uh-Oh」でのピアノ参加にとどまる。)
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JOAN
JETT AND THE BLACKHEARTS
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TITLE |
FLASHBACK
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JACKET |
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REVIEW |
オリジナルアルバム発表当時未収録だった曲を集めた編集盤('93年発表)。
Cook&Jones参加音源としては、'79年に発表されたJoan
Jettの1stソロ・シングルB面の「I
Love Rock'N Roll」(Arrowsのカバー)を収録。この時期のSteveにしては珍しい、音数の少ないハードロック風ヘビーなギターリフが印象的で、'82年に全米No.1を記録したBlackheartsバージョンの雛形は既に完成されている。Joanによると、コーラス部分のイギリス訛りにも注目!!とのことだが、個人的には何のことやら。
その他、「Summertime Blues」,「Louie
Louie」等のスタンダードからStones,Who,Bowie,Alice
Cooper,Pistolsのカバーまで、Joanの"The
Golden Age Of Rock'N'Roll"な趣味全開なところも微笑ましい限り。(その消化具合に関してはちょっと?な部分もあるにはあるのですが。)
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SHAM
69
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TITLE |
SHAM'S
LAST STAND
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JACKET |
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REVIEW |
Cook&JonesがSham
69のJimmy
Pursey,Dave
Tregunnaと結成を目論んだポストPistols構想第1幕、所謂"Sham
Pistols"の貴重なライブ音源4曲を収録したSham
69名義でのライブ音源集('89年発表)。
'79年6月2日に行われたSham 69の解散ギグ(?)のアンコールに登場したCook&JonesはJimmy,Dave等 と「Pretty
Vacant(Pistols)」,「White
Riot(Clash)」と「If The Kids Are
United」,「What Have We Got」を共演。しかしながら、音質良好なSham
69単独音源に比べ、肝心のSham
Pistols音源の劣悪な音質はいかんともし難く、Paulの軽快なドラミングはともかく、Steveのギターは殆ど聞き取れないのは非常に残念なところ。
ちなみにSham Pistolsはその後レコーディングセッションを行うも、正式なスタジオ音源を残すことなくスピード解散。Jimmyは臆面もなくSham
69再結成へと(笑)。
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VARIOUS
ARTISTS
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TITLE |
PUNK
ROCK XMAS
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JACKET |
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REVIEW |
Johnny
Thundersのソロアルバム『So Alone』へのゲスト参加を契機に親交を深めたCook&JonesとThin
Lizzyのメンバーによるお遊び?バンド、The
Greediesが'79年に発表したシングル曲「A
Merry Jingle」目当てに購入した全18曲入編集盤。(パンクバンドによるクリスマス・ソングを集めた安易なコンセプト全開な1枚。)。
「A Merry Jingle」は、定番ソングの「I
Wish You A Merry Xmas」と「Jingle Bells」を強引に繋ぎ合わせた、これまた安易な曲調ながら、Steveならではの黄金のパワーコードはここでも存在感たっぷりに鳴り響いており、単純に楽しめる。イントロ、間奏でのハモりギターはThin
Lizzy風か?
その他の収録曲では、Damnedの「There Ain't Sanity Claus」とCelibate
Riflesの「Merry Xmas Blues」が段違いの格好良さ!!本物は違います。
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SIOUXSIE
AND THE BANSHEES
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TITLE |
KALEIDOSCOPE
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JACKET |
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REVIEW |
Siouxsie
Sioux率いるSiouxsie
& The Bansheesが'80年に発表した3rdアルバム。
Steveは「Paradise Place」,「Skin」とボーナストラック「Clockface」の3曲に参加。R&R臭を一切排除した、ダークでサイキックなBansheesサウンドとのマッチングに苦慮したのか、いずれの曲からも彼特有のドライブ感溢れる痛快なギターワークが聞こえてこないのは残念なところ。
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PHYSICALS
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TITLE |
SKULDUGGERY
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JACKET |
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REVIEW |
Alan
Lee Shaw(ex.Rings,Maniacs,Brian
James Band,Damned)率いるPhysicalsが'78〜'80年の間に残した音源12曲にAlanとAlvin
Gibbs(ex.Users,U.K.Subs,Cheap &
Nasty),John Towe(ex.Chelsea,Generation X)等によるセッション音源5曲を追加した編集盤('99年発表)。
'60sガレージ、デトロイトサウンドはもちろんのこと、特にDollsから直接的な影響を受けたグラム・パンクサウンドはそれだけで魅力充分だが、Paul
Cookがドラム&プロデュースで参加した2ndシングル「Be
Like Me/Pain In Love」('80年発表)は格別!!後期Pistols〜Professionalsを連想せずにはいられないその軽快かつ爽快なドラミングはまさににPaul特有のもの。特に「タカタッ!
タカタッ!」のドラムから入るA面曲はOnly
Onesの「Another Girl,Another Planet」風泣きメロ満載な楽曲自体と相まって抜群の完成度を誇る。
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BANANARAMA
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THE
GREATEST HITS COLLECTION
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JACKET |
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REVIEW |
何を隠そうあのBananaramaの1stシングル「Aie
A Mwana」('81年発表)はPaul
Cookプロデュース!!Paulはプレイヤーとしても参加しているが、彼特有の颯爽としたフレバーが感じられるわけでもなく、曲自体もごく平均的なダンスナンバー。世代的に懐かしい曲が収録されているのも確かだが(笑)。
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GEN
X
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KISS
ME DEADLY
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JACKET |
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REVIEW |
Billy
Idol,Tony
James率いるGeneration XがBob
Andrews,Mark Laffの脱退を機にバンド名を改名して'81年に発表した3rdアルバム(何故かインナーには旧ラインナップでのフォトが!?)。
Billyのボーカルを前面に押し出したニューウェーヴィーなサウンドは時代性を考えると理解出来なくはないものの、楽曲面での明白なパワーダウンはいかんともしがたく、アルバム全体の印象としてはかなり地味かつ退屈に聴こえてしまうのが正直なところ。
しかしながら、Steveが参加した冒頭の2曲「Dancing
With Myself」,「Untouchables」は楽曲・サウンドともに完璧な仕上がり!Steve特有のハード・ドライヴィングなギターとBillyの荒々しくも艶のあるボーカルの相性は抜群で、極上のロックンロールと呼ぶに相応しい出来映え!今からでも遅くはない。個人的にはSteveとBillyの再コラボレーションを熱望したいところ。
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VARIOUS
ARTISTS
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HARD
UP HEROES \ 〜PRINCE OF THE PUNKS!!〜
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JACKET |
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REVIEW |
Rich
Kids,Eddie & The
Hod Rods,Ian
Dury,Stranglers,Generation
X,Buzzcocksの貴重なスタジオ&ライブ音源を収録した怪しさ100%なコンピ盤(全25曲入)。
Generation X関連音源5曲(オリジナルアルバムに未収録のシングルB面曲「Trying
For Kicks」,「This Heat」,「No,No,No」,「Shakin'
All Over」,「Rock On」)の内、Steveが参加したのはGen
X名義で'81年に発表された「Dancing
With Myself」のB面曲である「Rock On」。この時期のSteveにしてはギターのオーヴァーダビングがやや不充分な気もするが、それでも国内盤『K.M.D-Sweet Revenge』(Good
Job!!)に追加収録されたSteve抜きのバージョンと聴き比べれば、彼のギターワークがどれほどサウンドに厚み、迫力をもたらしたかがわかるはず。楽曲自体は、全編「ドコタカ」とドラムが鳴り響く、とにかく威勢の良いR&R。
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KRAUT
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TITLE |
THE
MOVIE
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JACKET |
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REVIEW |
Clashのニューヨーク公演の前座として幸運なデビューを果たしたKrautが'81〜'85年に残した音源27曲を収録したコンピ盤。
NYCハードコアの代表格とされるだけあって、ラフで性急なハードコア・サウンドが身上の彼らであるが、曲によっては明瞭なメロディラインを持つサウンドも聴かせてくれる。特にProfessionalsのボストン公演の前座を務めたことを契機に交流を持つことになったSteve
Jonesが参加した'82年発表の1stアルバム中の3曲「Onward」,「Sell
Out」,「Kill For Cash」は出色の出来!Steveのギターが控え目なミックスになっているのは残念だが、歯切れの良いコードワークがひたすら心地よいProfessionalsを若干ハードにした感じのロックンロール寄りのサウンドに仕上がっており侮れぬ格好良さ!!
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IGGY
POP
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TITLE |
BLAH-BLAH-BLAH
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JACKET |
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REVIEW |
'86年に発表されたIggy
PopのStooges時代も含めると通算13枚目となるアルバムにして、David
Bowieとの通算3度目のコラボレーション作品。
Iggy自身が後に今作を"ポップ過ぎた"と語ったように、確かにBowie色の強い今作は、一般的なIggyのイメージからすると余りに聴き易く、今となってはその'80sど真ん中なサウンドに違和感すら覚えるかも知れない。しかしながら、「Isolation」,「Hide
Away」等のBowieとの共作曲は、そのスケールの大きな楽曲のみならず、Iggyの渋みを増したボーカルが堪能出来て個人的にはなかなかの好み。
肝心のSteve
Jonesは3曲をIggyと共作。内1曲「Cry
For Love」でのCoolに響き渡る、Steveらしい豪快なギターワークは、彼の'80年代中期以降におけるベストワークの一つと断言したい!!
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IGGY
POP
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TITLE |
WAKE
UP! SUCKERS
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JACKET |
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REVIEW |
'95年にスカイドッグから発表されたIggyの未発表スタジオテイクやライブ音源を集めた編集盤にRic
Ocasek(ex.
Cars)プロデュースにより'83年に録音された3曲を加えた日本盤(全15曲入)。
Steve
Jones参加音源としては『Blah-Blah-Blah』用のデモ制作時の未発表曲「Woman
Dream」を収録。Steveのハードロック色の強いリフがリードするアップテンポな曲調ながら楽曲、ギターソロ共に平均的な出来映え。しかしながらエンディング部分で満を持して炸裂する「My
Way」的なギターのオーヴァーダビングには大興奮!!
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ANDY
TAYLOR
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TITLE |
THUNDER
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JACKET |
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REVIEW |
Andy
Taylor(ex. Duran Duran)が'87年に発表した1stアルバム。'86年にAndy名義で発表した4曲(『American
Anthem』,『Miami Vice』サントラへ提供)に引き続き、今作でもSteveが、Andyと連名でのプロデュースの他に大半の曲をAndyと共作、そしてプレイヤーとしても全面参加するなど大活躍。意外な組み合わせとも言えるが、元々Pistols時代からSteveのファンであったAndyが、Power
Stationでの活動で知り合ったMichael
Des Barresを介してSteveにオファーしたとのこと。
肝心の内容はというと、今作の方がよりハードロック色が強く、曲調もドラマチックだったりはするものの、基本的にはSteveのソロ作『Mercy』と近似した世界観を持つ、アダルトな魅力満載の激シブ哀愁系サウンド。「都会の孤独」を感じさせます。Andyの艶やかなボーカルもかなり魅力的。
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IGGY
POP
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TITLE |
INSTINCT
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JACKET |
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REVIEW |
Bill
Laswellをプロデューサーに迎えてIggy
Popが'88年に発表したアルバム。『Blah-Blah-Blah』に引き続き、Steveは全曲にプレーヤーとして参加するばかりでなく、全10曲中4曲をIggyと共作。
発売当時「Stoogesの再来」とまで評された今作だが、そのメタリックなトーンのギターリフを中心に展開されるミディアムテンポのハードロック・サウンドはStoogesサウンドとは全く異質なもの。待望のバンドサウンドを得て、Iggyが本来のワイルドさを取り戻したという点では評価すべきだが、メロディにフックが足りない単調な曲が続くのは致命的で、アルバム全編を通して退屈に聴こえてしまうというのが正直なところ。ライブ感を強調するためか、プロダクションを簡素にした結果、Steveの真骨頂であるギターのオーヴァーダビングまで控え目になってしまったのも残念でならない。
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BUCKCHERRY
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TITLE |
BUCKCHERRY
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JACKET |
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REVIEW |
SteveがTerry
Dateと共同プロデュースを担当したBuckcherryのメジャーデビュー作。'99年発表。
AC/DC,Aerosmith等からの影響を強く感じさせる土臭い大陸的ハードロックを聴かせる今作だが、メンバーが「Steveが多くの驚くべきアイディアを提供してくれた」と語るように、確かに「Crushed」,「Related」等の楽曲では、Professionals、というよりもむしろNeurotic
Outsidersのサウンドを彷彿とさせる小気味良いギターのコードワークが鳴り響く。Steveはプレーヤーとしても参加している模様だが、曲の展開時に効果的に入るピック・スクラッチ音からして少なくとも「Related」の方には参加しているような。
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